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スラッシュリーディングは効果がない

今回は、主に初心者(TOEIC 500以下、理解度で言うと、前置詞や従属接続詞を「何となく」でもわかっていないレベル)の方向けに、「スラッシュリーディングは効果がない」という方向けのお話をいたします。


■物事にはプロセスと結果がある

英語に限った話ではありませんが、物事には、プロセスと結果という両面があります。

例えば、ある人が「体重が増えてしまった」としましょう。

これは結果です。


結果を見ると、「ダイエットしなきゃ」と思い、運動をするなり、食事制限をしたりするでしょう。


しかし、「何が効果的な方法か」は、結果を見ていただけではわかりません。

なぜなら、同じ「70キロ→75キロ」の体重増でも、そこに至ったプロセスは様々だからです。


例えば、ある人は、「デスクワークしかしない生活で、食事は普通」かもしれません。

しかし、ある人は、「運動はタップリしてるのに、お菓子をつまみ食いしまくりの生活」をしているかもしれません。


前者の人には、食事制限よりも、運動をした方が健康的でしょう。逆に、後者の人は、食事を考え直した方が健康的でしょう。


これは病気についても言えます。

「肺を悪くしてしまった」という人がいたら、まずは、医師の治療を受けるべきでしょう。

しかし、その後の生活は、そうなったプロセスを考えなければなりません。

タバコが原因なら、タバコはやめなければなりません。


結果だけを見て、

「肺が悪くなった→治療を受けて良くなった。今は健康な状態。じゃあ、タバコがんがん吸っていいじゃん」

では、また肺を悪くするのは目に見えています。


ここまで聞くと、

「そんなの当たり前じゃん! 誰だってわかるよ」

と思うかもしれません。


でも、残念ながら、英語学習では、プロセスが無視されることが多く、その影響で、英語学習に悪影響を及ぼしてしまっている方がとても多いのです。

つまり、気づかないうちに、

「肺をたびたび悪くしているのに、タバコをやめない」

ということを、英語学習でやっている方がとても多いのです。

■例えば、学習法で

例えば、リーディングで、スラッシュリーディングという学習法があります。

下記のように長い英文を、

The communication director announced that the company was planing to venture into the Chinese market because they saw a lot of potential in the market of 1.3 billion people.

↓のようにスラッシュを引くことにより、

The communication director announced / that the company was planing / to venture into the Chinese market / because they saw a lot of potential / in the market of 1.3 billion people.

のように、読みやすくする方法です。


そこで、

「スラッシュリーディングが有効。私はこれでTOEIC 800達成しました」

という誰かが言っている結果だけを聞き、

「あー、スラッシュリーディングやればいいんだな」

と短絡的に考えて、ひたすら、スラッシュリーディングしたとします。


でも、

・なぜスラッシュを引くのか?
・スラッシュを引く際に注意が必要な点は?
・スラッシュを引くことにより、何が得られるのか?

という、プロセスを無視していたのでは、ちゃんとした効果を得ることはできません。


スラッシュリーディングというのは、何も

「自分が読みやすいように線を引けば良い」

というものではありません。


ちゃんと引くべき場所に引かなければ意味がありませんし、「どこに引くか」という知識がなければ、やっても効果はないのです。


英語には、「ブロック」というものがあります。

例えば、先ほどの文で言えば、

to venture into the Chinese market

は1つのブロックです。


これは、「中国市場に進出すること」という1つの名詞であり、これを1つのブロックとして認識することは、英文を読む上で必要不可欠です。

このようなブロックの区切りを認識できないと、複雑な文、長い文を読むことができません。

今回の英文は読めたかもしれませんが、英語はもっともっと複雑な文が一杯あります。


「その認識を視覚的に補助するために、スラッシュを引く」

これがスラッシュリーディングです。


つまり、

スラッシュを引かなくても認識できるならスラッシュを引く必要はありませんし、どこで区切るべきかの知識がなければやっても意味がないのですし、スラッシュはただ引くだけじゃなく、将来的にはスラッシュがなくても認識できるようになるために、認識力を高めるために行うべきものです。


こう言った、プロセスがわかっていないと、たとえ、効果的な学習法があったとしても、宝の持ち腐れになってしまいます。
(個人的にはスラッシュリーディングはあまりオススメしませんが)

■英文法でも

こういった、「プロセス無視」の弊害は英文法でも起こります。

英文法の学習をしていて、

「なんだかよくわからないけど、こういう場合はこうだと覚えておこう」

と、適当に済ませてしまったことってないですか?


例えば、

SV
SVC
SVO
SVOO
SVOC

という形から、

「なんでも先頭に来た単語が主語(S)だ」

と思い込んでいる方はけっこういます。


しかし、実際はそうではなく、

If he comes here, I will ask him.

のように、先頭にある単語がSではないことも多いのです。
(上記の場合、Iです)


ここまでなら、「そんなの知っているよ」という方が多いと思います。

でも、注目してほしいのは、その学ぶ姿勢です。


「"ifが来たら、先頭がSじゃない"って覚えておけばいいんでしょ」

と、結果にしか注目しない人は本当に多いのです。


しかし、その結果に至るまでは、

・if he comes hereは副詞である
・副詞というのは、文の構造に無関係である
・Sというのは、名詞だけがなれる
・ifは従属接続詞である
・従属接続詞+文は、副詞か名詞を作る
・ifは名詞も副詞も作れる従属接続詞である
・Sは1つの文に1つしか入れられない
・従属接続詞+文は副詞の場合、その中の文は本来未来形でも、現在形。
 だから今回は名詞だと判断できる

という、プロセスを経て、

「ifがあるから、先頭がSじゃない」

という結論に至るのです。


結論はシンプルでも、それまでに学ぶべきことは一杯あるのです。

そして、そのプロセスで学ぶべきことは、ほかの分野を学ぶ際に、必ず必要になります。


英文法というのは、積み重ねです。上級分野を理解するには、基礎分野の理解が必要不可欠です。

よく、

「関係代名詞がわからないから、関係代名詞の章を読んだけど、結局理解できなかった」

ということを聞きますが、それは、それ以前に学ぶべき分野を理解していないから。


そして、先ほどのように、プロセスを無視した学び方だと、「学んだ」と思っていても、実はちゃんと学んでいないことになりますから、当然、先に行くに連れて理解できなくなって来ます。

■結果もですが、プロセスを大事に!

以上が今回のお話になります。

学習法にせよ、英文法にせよ、プロセスはとても大切です。

結果だけだと、その場はいいかもしれませんが、後で必ずしわ寄せが来ます。

特に初心者の方は、これから知識を積み重ねて行く段階なのですから、注意して、ちゃんと「理解する」スタイルで学んで行ってください。


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長文最後までお読みいただきありがとうございました。
皆様、今後とも英語学習をがんばって行きましょう!

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